令和元年10月9日(水) 『楽しむ』
- 2019/10/09
- 19:01

先日は、10年点検のため、松山市『環の家』へ行ってきました。

水回りや床下のほか、点検の方をさせていただき、大きな問題点も無かったのですが、10年経てば照明器具などにおいては寿命となるものもあり、設備機器においては部材の不具合も起こることもあるのでしょう。
それでも、無垢材や塗り壁などの自然素材については年月が経てば経つほど味が出てきて、落ち着きある表情が覗えます。
そして、住宅はこれから先も何十年も建ち続けていくわけですから、計画段階において、より良い素材と工法をしっかりと見極めていくことが大切と言えるのでしょう。
そして、家づくりは、家を「建てたら終わり」ではなく、年数に限らず、些細なアフターメンテナンスに始まり、いつまでも“作り手”と“住まい手”が末永く良好な関係であることが、その家づくりが成功だったか、はたまた、失敗だったかの“結果”の一つとなると言っても良いのかもしれません。
さて、話変わりまして、以前、会食にて松山市千舟町にある『草庵 田なか』さんへ行ってきました。


普段は馴染みの少ない割烹のお料理店だったのですが、この度、“ご縁”もありまして、この日は足を運ばさせていただくこととなったのですが、お料理の方をいただいてみますと、一品、一品が繊細な味付けで、また、お料理の飾られた上品な器にも目を奪われました。


そして、この日は、アルコールは抜きのお食事会ということだったこともあり、少し物足りなさを感じましたが、想像以上の美味しいお食事だったということもあり、その物足りなさは解消され、不思議とゆったりと、まったりと有意義な時間が流れていき。

まさに、“食事”を“楽しみ”、“空間”を“楽しみ”、人と人の“ふれあい”を“楽しむ”、という贅沢な“時”が過ぎ去っていきました。

さて、こちらの『草庵 田なか』さん。

改装工事が終わり、明後日、10月11日(金)にリニューアルオープンとのこと。

美味しいお料理に、落ち着きのある空間、そして、作り手の温かさと共に。

眩い“和”の趣が至るところに形付き現われており、来る人、訪れる人と一人、一人の“心”を和ませ、ゆったりと穏やかな楽しい“ひと時”を創り上げていくのかもしれません。

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