平成30年1月15日(月) 『障子』
- 2018/01/15
- 19:09

本日は、松山市『刻む家』へ行ってきました。

こちらでは、大工の松本雄くんが内障子の外側に走ることとなる三枚引き違いサッシの補強材を取り付けていました。

開放的に明るく、風通し良く出来る外付けの3枚サッシなのですが、その特性上、しっかりと補強しなければならず、長いビスを使い、しっかりと留めつけていました。

続いて、松前町西古泉『身家不二の家』へ行ってきました。

こちらでは天井工事の方もほぼ終わっており、収納部や階段作成工事の方が行われています。

また、大工の松本義くんが桧の階段材に墨を付け、順に切り刻み、現地へと運んで一段、一段と取り付けていました。

さて、本日は、『リビングギャラリー和みの家』吹抜けの上部にある大きなFIX窓の障子を張り替えるために外しました。

そして障子を外すと、暖かな眩い日差しが差し込んできたのですが、その日差し太陽の角度は春へと向けて少しずつ高くなってきているように感じました。

もちろん、冬の間は寒い日が続いていくのかもしれませんが、障子を開けることで暖かな日差しは差し込んできて、そして、障子を閉めると断熱機能の高さが覗え、また目隠しや良き雰囲気を作り上げる障子の存在は、春夏秋冬という四季を通し、朝昼晩と一日を通して住む人に温かな“和”のある暮らしをもたらしてくれることとなるのかもしれません。
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