平成29年11月15日(水) 『経験と失敗』

本日は、松前町西古泉『身家不二の家』へ行ってきました。

こちらでは、下地厚板張りと断熱材・パーフェクトバリア入れが行われています。
一階の床下地ということもあり、床下に湿気が溜まりやすいことも考慮し、無垢の厚板杉フローリングを使用し、一枚一枚と実を差し付けながらの手間の掛かる作業となります。
そして、断熱材においてもペットボトルを再利用し、環境にも配慮のされた、また、透湿性能を持つパーフェクトバリアは、家にも人にも環境にも優しい断熱材と言えるのでしょう。

ナイロン袋に入っていることも無く、泡を吹き込むことなく、接着剤を使わず圧縮されて製品化された素材の断熱材そのものに止めていくようになるのですが、その大変な作業ではあるものの、その効果は、住まわれ始めた後の何十年か先に大きな成果を感じさせることとなるのかもしれません。

今の暮らしの感覚を高めるためだけに作り上げることではなく、地球・環境と人の暮らしを含めた未来を見据え、その素材や工法を選び抜くことが大切と言え、加えて、間違いの無い施工を行っていくことで確かな家造りとなっていくのでしょう。

もちろん、施工において成功もあれば、経験の無さにより時には失敗もあるのかもしれませんが、間違いを正し、一つ、一つと確実に積み重ねていくことで、より確かな“形”が生み出されることとなるのかもしれません。
さて、話は変わりまして。

今年の春に、とあるお施主様からいただきました13匹のメダカだったのですが、全て亡くなってしまい、残っているのはその子供たち。

・・・と、その子供たちの子供たち。
お陰様で私の住まいの玄関先にメダカの水槽が3つ並ぶという、メダカをいただいた際には思ってもいない光景なのですが、ポンプを使うことなく、順調に繁殖中です。
メダカ育ての経験と失敗と重ね、順調ではあるものの、終わりの無い現実に気付かされた今日この頃となってしまいました。(苦笑)
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